総合電機メーカー業界は、シャープ、パナソニック、東芝などの国内メーカーだけでなく最近では外資のメーカーも多く参入していますので、企業間での競争はさらに激化していくと見られています。
総合電機メーカーへの転職を有利に進めるならやっぱり転職エージェントの活用が近道でしょう。リクルートエージェントでは多くの非公開求人も扱っていますので自分の条件にあった転職先にも巡り会いやすいですよ。
サービス名 | 料金 | 転職エリア | オススメ度数 | 詳細 | |
---|---|---|---|---|---|
![]() |
リクルートエージェント | 無料 | 全国 | ☆☆☆☆☆ | 詳細 |
【当サイトがお勧めするポイント】 転職エージェントの老舗であるリクルートエージェントでも、電機業界の人気が高く、数多くの求人や情報があります。リクルートは最強のエージェントとも言われており、担当者のモチベーションに多少の温度差がありますが、それでも素早さに関しては転職業界では随一です。転職が決まってからもサポート体制もしっかりしており、入社日を不安なく迎えることができるよう、はからってくれます。どちらかというと短期集中型の会社で、転職活動は最短で1ヶ月で終わることもあります。 | |||||
![]() |
DODAエージェントサービス | 無料 | 全国 | ☆☆☆☆☆ | 詳細 |
【当サイトがお勧めするポイント】 求人数が多く、スピードが売りの転職エージェントがDODAです。若手のビジネスマンの利用が多く、電機業界からITなどへの転職に強い傾向があります。希望に合った転職先を最初から数十社単位で紹介してくれます。エントリーすると転職者専用の管理画面ももらえて、そこに紹介される求人が次々に追加されていきます。一括で申し込める点が長所です。履歴書を書かずに1ヶ月で100社以上の申し込みが可能です。転職エージェント全般がそうですが、DODAも担当者の相性の良しあしで結果も変わってきます。 | |||||
![]() |
マイナビエージェント | 無料 | 全国 | ☆☆☆☆ | 詳細 |
【当サイトがお勧めするポイント】 非公開求人や大手の優良企業の求人を中心に扱うのがマイナビエージェントです。全国の主要企業とのつながりが強いことが特徴です。ITや通信、医療、機械・電機に強いエージェントです。幅広いネットワークを有していることと、コンサルタントに当たり外れが少ないことで知られています。転職者1人にかける時間は他社の倍近いと言われるくらいに丁寧にサポートしてくれます。転職が初めてという人や異業種にチャレンジしたいという人におすすめできる求人サイトです。 |
ソニーやパナソニックなどの総合電機メーカーは、新卒の就活生の人気企業ランキングでは下落傾向にありますが、転職者にとっては人気の企業という逆転現象が起こっています。就活生にとっては、海外のメーカーに押されて不振であるように就活生には受け止められる傾向があることや、近年は大規模なリストラが行われたことが影響しています。
転職者にとっては、人気ランキングでは総合電機メーカーの名前が上位にランクインします。転職求人サイトの人気ランキングでもソニーやパナソニックは上位の常連です。これは中途採用の求人に見られる仕事によるものと言われています。たとえば世界トップレベルのシェアのデバイスの設計や開発、ビッグデータ分析などの最先端の技術に関わることができるためです。また、エンジニアだけでなく、財務や人事など会社の経営を支える管理部門ではレベルの高い人材を求めているため、高い給与や快適な職場環境が与えられており、ある程度の社会経験のある人にとっては新しいキャリアを目指すのに、総合電機メーカーはうってつけの職場に見えるのです。
就活生が社名にこだわる一方で、社会人は仕事そのものにこだわりを持っています。判断の基準は、自分の能力をどのように会社で活かせるかということです。総合電機メーカーは日本だけでなく世界で屈指の規模を誇る企業で、大きなステージで自分の力を試したいと思っている社会人にとっては魅力的な転職先候補になっています。
厚生労働省によると、2017年6月の有効求人倍率は1.51倍と高水準を示しています。1974年以来の高い水準ということで、2017年に限っては求職者には有利な状況が続いていると言えるでしょう。業種別で有効求人倍率が高いのは製造業や運輸業で、総合電機メーカーも求人数が伸びています。特に大手の総合電機メーカーは新卒採用が多く、1000名以上を一度に採用する企業もあるほどです。中途採用の求人も少なくありません。
総合電機メーカーの採用数の多さは2017年に限ったことでなく、多少の変動はあっても毎年かなり多くの人が採用されています。このように見ると、総合電機メーカーに転職するのは難しくないように思えますが、そうとも言えないのが実情です。特に、知名度の高い大手になるほど簡単には採用されません。大手ほど給与の水準は高く、福利厚生も充実しているため、希望する人も非常に多く、求人が出ると多くの志望者が殺到します。大手になるほど難しいと思っておいた方がよいでしょう。
総合電機メーカーの中途採用の求人を見ると、募集される職種で多いのが技術系です。事務系の募集もありますが、技術系の採用者が圧倒的多数と言ってよいでしょう。たとえば、三菱電機、東芝、富士通などの大手企業では採用者のうち7割以上が技術者としての採用です。つまり、総合電機メーカーの求人倍率が高水準とはいっても、大口採用があるのは技術者のみというわけです。文系出身の人はもとより、理系出身でも電気・機械・情報学科出身でないとチャンスが多いとは言えないでしょう。しかも、技術系のなかでも研究や開発の仕事に就くには、かなり高い学歴が求められます。大学院を出ているだけでは有利になりませんし、学部卒の内定者では東大、京大、阪大など旧帝大の出身者でないと大手企業にはなかなか採用されないものです。学歴が高ければそれでよいというわけではないのですが、多数の志望者のなかからハイレベルな仕事を任せられる人材を選出するには、学歴が一つの指標になることは仕方のないことでしょう。中途採用では、学歴に加え実績と能力が重視されます。それがないとなかなか採用までには至りません。
総合電機メーカーでも、技術系ばかりでなく事務系の職種にも求人を出していますから、文系出身の人にチャンスがまったくないわけではありません。営業経験者ならチャンスはあるでしょう。営業職はどこでも人手が必要ですので、企業の規模にこだわらないのであれば、総合電機メーカーに転職することは可能です。